100均・ワークマンでそろえるキャンプギア - 低予算でも楽しめる厳選アイテム

「キャンプを始めたいけど、道具そろえるのにお金がかかりそう...」「最初からいきなり高いギアを買うのはちょっと不安...」こんな悩みを抱えていませんか?私も初めてキャンプにハマった時、道具代で家計が大ピンチになりかけた苦い経験があります。この記事では、100均ショップやワークマン、ホームセンターなどで手に入る格安アイテムを厳選して紹介します。実際に使ってみて「これは使える!」と感じた商品や、SNSでキャンパーに人気のコスパ最強アイテムをカテゴリー別に集めました。予算1万円台からでもキャンプが始められるノウハウを知れば、無理なく楽しくアウトドアライフをスタートできます。ぜひ最後まで読んで、賢くお得にキャンプデビューしていきましょう!

予算を抑えたキャンプ道具選びの基本方針

限られた予算でキャンプを始めるためには、何にお金をかけて何を節約するかという「メリハリ」が大切です。私が実践している基本的な方針(考え)をご紹介します。

最初に知っておきたい3つのポイント

キャンプギアを予算内で効率よく揃えるには、以下のポイントを押さえておくと失敗が少なくなります。

  1. 安全に関わるものには極端な節約をしない
  2. 長期的に使うコア装備と補助的な装備を区別する
  3. 徐々にグレードアップする前提で始める

例えば、テントやシュラフ(寝袋)などの「命を守る装備」に関しては、極端な節約は避けた方が無難です。一方、調理器具や小物類は100均やワークマンなどの商品でも十分実用的なものが多いです。

これから紹介するアイテムは、私自身が実際に使っているものや、キャンプ仲間から高評価を得ているコスパの良い商品です。

本格的な装備と代用品の使い分け

道具を揃える際の賢い考え方は「本当に専用品が必要か?」を常に考えることです。

キャンプ専用品が必須なもの|

  • テント・タープ
  • 寝袋(シュラフ)
  • ランタン
  • バーナー(コンロ)

日常品の流用や代用可能なもの|

  • 調理器具(自宅の鍋やフライパン)
  • 食器類(自宅のもの、使い捨て容器)
  • 敷物(レジャーシート、ブルーシート)
  • 収納ボックス(家にある衣装ケースなど)

キャンプ用品店では「これがないとキャンプできない」かのようなマーケティングがされていますが、実際には日常で使っているもので代用できるアイテムも多いです。特に初心者のうちは、必要最低限の専用品だけを揃え、他は自宅のものを流用するのがおすすめです。

100均で揃えられる優秀キャンプギア

ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップには、キャンプで使える優秀なアイテムがたくさんあります。その中でも特に使える厳選アイテムを紹介します。

キッチン・調理器具関連

100均の調理器具類は、使い捨てではなく普通に使えるクオリティのものが多いです。

おすすめ調理器具

  1. シリコントング(ダイソー|110円)|熱に強く、テフロン加工のフライパンにも傷をつけない
  2. ステンレスボウル(セリア|110円)|下ごしらえやサラダ、取り皿として、サイズ違いで複数あると便利
  3. 計量カップ・スプーン(ダイソー|各110円)|調味料の計量に、透明タイプが見やすくておすすめ
  4. メスティン風アルミ弁当箱(セリア|330円)|そのまま火にかけられる簡易クッカーとして使用可能
  5. ミニまな板(ダイソー|110円)|キャンプでの調理に丁度いいサイズ、袋に入れて持ち運びやすい

実際に使ってみると、特にシリコントングとステンレスボウルは100円とは思えないクオリティです。ステンレスボウルは火にかけなければ、スノーピークなどの高価なものと使用感はほとんど変わりません。

食器・カトラリー類

  1. プラスチック食器(ダイソー|110円〜)|軽量で割れにくく、カラフルなものもあって子どもにも安心
  2. ステンレスカトラリー(セリア|110円)|見た目もおしゃれで、使い捨てより環境にも優しい
  3. プラスチックコップ(ダイソー|110円)|軽くて割れにくい、子ども用に最適
  4. シリコンストロー(キャンドゥ|110円)|洗って繰り返し使えるエコなストロー
  5. シリコンコップ(ダイソー|110円)|折りたためて収納に便利

100均の食器は、見た目を重視しなければかなり実用的です。私はキャンプ初心者の頃からダイソーのプラスチック食器セットを使っていますが、3年以上経った今でも問題なく使えています。

便利な小物・ギア類

キャンプサイトを快適にするちょっとした小物類も、100均で十分なものが多いです。

  1. LEDライト各種(ダイソー、セリア|110円〜220円)|ヘッドライトや懐中電灯など種類も豊富
  2. スタイルボックス(セリア|220円)|小物収納に便利、積み重ねも可能
  3. 火バサミ(ダイソー|110円)|焚き火や炭の取り扱いに必須
  4. ロープ・パラコード(ダイソー|110円)|物干しやタープ補助などマルチに使える
  5. レジャーシート(ダイソー|110円〜220円)|グランドシートの代わりや、サイトの敷物として
  6. 軍手・作業用手袋(ダイソー|110円)|焚き火や設営作業に便利
  7. 虫除けスプレー(ダイソー|110円)|効果は短時間ですが、緊急用として

特にLEDライト類は、ダイソーの上位モデル(300〜500円)ならかなり明るく、予備用や子ども用として十分使えます。スタイルボックスは小物収納に最適で、車内でも崩れにくいのが便利です。

キャンプ場での快適グッズ

キャンプの快適度を上げるちょっとしたアイテムも100均で揃います。

  1. 虫よけネット(ダイソー|110円)|食べ物を虫から守るのに便利
  2. アルミシート(ダイソー|110円)|地面の冷えを防いだり、簡易断熱材として
  3. ウェットティッシュ(各社|110円)|手や食器の簡易洗浄に
  4. 洗濯バサミ(ダイソー|110円)|タオルや濡れた服を干したり、シートの固定に
  5. 除菌スプレー(ダイソー|110円)|トイレなど清潔を保ちたい場所に
  6. 収納ケース各種(各社|110円〜330円)|調味料や小物の整理に

アルミシートは保温性があり、冬キャンプでは寝袋の下に敷くだけでもかなり違います。虫よけネットは夏の虫が多い時期には特に重宝します。

ワークマンで手に入る実力派アウトドアギア

ワークマンは作業着店というイメージがありますが、近年はアウトドア製品も充実しています。その中でも特にコスパに優れた製品を紹介します。

ウェア・防寒対策

季節を問わず、キャンプを快適に過ごすための服装は重要です。ワークマンのウェアは、機能性と価格のバランスが非常に優れています。

  1. イージスオーバーオール(ワークマン|3,900円)|高い防水性と保温性、冬キャンプの定番
  2. フリースジャケット(ワークマン|1,900円)|軽量で暖かく、コンパクトに収納可能
  3. 発熱インナー(ワークマン|900円〜)|体温を逃さず、薄手で重ね着しやすい
  4. 防水防寒グローブ(ワークマン|1,900円)|冬の夜や雨の日の設営に重宝
  5. コンプレッションインナー(ワークマン|900円〜)|夏は速乾性、冬は保温性に優れる

私はワークマンのフリースを3年間愛用していますが、数千円する他ブランドと比べてもほとんど差を感じません。特に初心者の方には、まずワークマンの製品から試してみることをおすすめします。

キャンプギア・装備

ワークマンはテントなどの本格的なキャンプ用品も扱っています。

  1. アルミGIコット(ワークマン|3,900円)|地面の冷えを防ぎ、快適な睡眠をサポート
  2. 防水シートバッグ(ワークマン|1,500円〜)|雨の日でも中身を守る、多サイズ展開
  3. EVAマット(ワークマン|800円)|テント内の寝床や休憩スペースに
  4. 多機能サンシェード(ワークマン|1,900円)|簡易タープとして使用可能
  5. 保冷バッグ(ワークマン|900円〜)|食材や飲み物の保管に

アルミGIコットは他社製品と比べて半額以下の価格ながら、しっかりとした作りで耐久性も問題ありません。ただし、人気商品なので店舗では品切れがちです。

雨具・防水アイテム

キャンプでは急な雨に備える必要があります。ワークマンの防水アイテムは非常にコスパが高いです。

  1. レインスーツ(ワークマン|2,900円〜)|上下セットで3千円以下は破格
  2. ポンチョ(ワークマン|900円〜)|軽量でコンパクト、緊急時用に
  3. 防水シューズ(ワークマン|1,900円〜)|キャンプ場の濡れた地面でも安心
  4. 防水グローブ(ワークマン|900円〜)|雨の日の設営や撤収に
  5. 耐水バッグ(ワークマン|900円〜)|雨からスマホやお財布を守る

特にレインウェアは、アウトドアブランドだと1万円以上するものも多いですが、ワークマンなら3,000円前後で十分な機能性を持つものが手に入ります。

ホームセンターで見つかるキャンプギア代用品

ホームセンターには、キャンプに転用できる便利な商品がたくさんあります。専門店より価格が安いことも多いです。

キャンプで使える工具・DIYアイテム

  1. 軍手・革手袋(カインズ|300円〜)|焚き火や設営作業に必須
  2. ブルーシート(コメリ|500円〜)|グランドシートやタープの代わりに
  3. ハンマー(カインズ|800円〜)|ペグ打ちに最適、プラスチックヘッド推奨
  4. 結束バンド(コメリ|300円〜)|破損時の応急修理や物の固定に
  5. 防水スプレー(コーナン|600円〜)|テントやタープのメンテナンスに

特にブルーシートは、初心者ならグランドシートとして使うのが経済的です。テントの下に敷くだけで、地面の湿気や汚れからテントを守れます。

照明・ライト関連

  1. LEDランタン(カインズ|1,000円〜)|専門店より安く、十分な明るさ
  2. ヘッドライト(コメリ|900円〜)|両手が使えるので作業に便利
  3. 電池式イルミネーション(カインズ|800円〜)|サイトの雰囲気作りに
  4. 懐中電灯(各社|500円〜)|移動時や緊急用に
  5. キャンドル(各社|100円〜)|雰囲気づくりに、虫除け効果も

電池式のLEDランタンは、キャンプ専門店で売られているものと比べると半額以下で購入できることも多いです。明るさなど機能面でも初心者なら十分です。

キッチン・調理アイテム

  1. アルミホイル(各社|200円〜)|調理や食器を汚さない工夫に
  2. キッチンばさみ(コーナン|400円〜)|食材カットから様々な用途に
  3. 調理器具(各社|500円〜)|自宅用と兼用可能
  4. クーラーボックス(カインズ|1,500円〜)|食材や飲み物の保管に
  5. ウォータージャグ(コメリ|1,200円〜)|水の運搬・保管に

クーラーボックスは、専門店だと5,000円以上することも多いですが、ホームセンターなら2,000円前後で十分実用的なものが見つかります。日帰りや1泊程度のキャンプなら問題なく使えます。

テーマ別|初心者向け最低限予算プラン

最後に、目的や状況別に最低限必要な予算と、おすすめの代用品セットをご紹介します。

デイキャンプ(日帰りBBQ)プラン|総予算5,000円

日帰りでバーベキューを楽しむ場合、寝具関連が不要なので費用を大幅に抑えられます。

必要アイテムと代替品|

  • バーベキューコンロ → 100均の使い捨てタイプ(500円)
  • 調理器具 → 自宅から持参 + 100均トング(110円)
  • 食器類 → 自宅から持参 or 100均の使い捨て食器(500円)
  • クーラーボックス → 発泡スチロール + 保冷剤(500円)
  • レジャーシート → 100均(220円)
  • 日除け → 100均の日傘や帽子(220円)
  • ゴミ袋 → 100均(110円)

これだけあれば、手ぶらBBQ場でなくても、最低限の日帰りキャンプが楽しめます。天気が良い日に、手軽に自然を楽しみたい方におすすめです。

ソロキャンプ入門プラン|総予算1.5万円

一人で気軽にキャンプを始めたい場合、最低限必要なものを集めると約1.5万円から始められます。

必要アイテムと代替品|

  • テント → 小型ドーム型テント(Amazon|3,000円〜)
  • シュラフ(寝袋) → 封筒型シュラフ(Amazon|2,500円〜)
  • マット → 銀マット(100均|550円)
  • バーナー → イワタニジュニアコンパクトバーナー(ホームセンター|2,500円)
  • クッカー → 100均メスティン風弁当箱(330円)
  • 食器・カトラリー → 100均(550円)
  • ライト → 100均LEDランタン+ヘッドライト(440円)
  • クーラーボックス → 小型保冷バッグ(ワークマン|900円)
  • 焚き火台 → なし(直火禁止のキャンプ場を選ぶ)

Amazonなどのオンラインショップでは3,000円前後の小型テントも販売されています。高級テントには敵いませんが、晴れの日の使用なら十分実用的です。

ファミリーキャンプ入門プラン|総予算3万円

家族でキャンプを始める場合、ある程度の余裕を持ったスペースと装備が必要です。

必要アイテムと代替品|

  • テント → 4人用ドームテント(Amazon|8,000円〜)
  • シュラフ → 家族分の封筒型シュラフ(Amazon|2,500円×人数)
  • マット → ホームセンターのマット(1,000円×人数)
  • タープ → 簡易タープ(Amazon|3,000円〜)
  • バーナー → イワタニタフまるJr(ホームセンター|4,000円)
  • クッカーセット → 自宅から持参 + 100均調理器具(1,000円)
  • 照明 → ランタン(ホームセンター|1,000円)+ 100均ライト(550円)
  • クーラーボックス → ホームセンター(2,000円)
  • 焚き火台 → 簡易焚き火台(Amazon|2,000円〜)

家族キャンプではテントのサイズと耐久性が重要です。初期費用は少し高めですが、一人あたりの単価で考えると経済的です。

まとめ|低予算でも楽しめるキャンプ始め方

キャンプは「高い装備がなければ楽しめない」というわけではありません。工夫次第で低予算からでも十分に自然を満喫できます。

ポイントをまとめると以下の通りです。

  1. 安全に関わる装備(テント、シュラフなど)は必要最低限の品質を確保
  2. 100均、ワークマン、ホームセンターをうまく活用する
  3. 自宅にあるものは積極的に流用する
  4. まずは最小限の装備からスタートし、必要に応じて追加・アップグレード
  5. SNSなどで他のキャンパーの工夫を参考にする

最初から完璧を目指さず、徐々に自分なりのスタイルを見つけていくのがキャンプの醍醐味です。この記事を参考に、まずは気軽な気持ちでキャンプをスタートしてみてください。そして自然の中で過ごす素晴らしさを体験してみましょう!

費用を抑えるアイデアは他にもたくさんあります。使ってみて「これ良かった!」という100均やワークマンアイテムがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。みんなで知恵を出し合って、お得にキャンプを楽しみましょう!

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